指しゃぶりの原因と対策 何歳までにやめる? 卒業までの道のり

子育て

我が家の3歳の息子は大の指しゃぶり愛好家。

3歳過ぎたし、そろそろやめさせたい…。

ということで、指しゃぶり卒業に向けての道のりをレビューしていきます。

 

この記事を読むとわかること
  • 指しゃぶりをする理由
  • 指しゃぶりの悪影響
  • いつまでにやめさせればいいのか
  • 指しゃぶりをやめさせる方法、対策
  • 指しゃぶり対策のマニキュアを使ってみた感想

 

 

そもそも、なんで子どもは指しゃぶりをするのか?

指しゃぶりをする理由

遊び

生後間もないころは、口のそばにあるものに吸い付き、お母さんのおっぱいを吸って生命を維持しようとする行動が見られます。※吸てつ反射

また、いろいろなものを口に入れ、遊びながら覚えていきます。自分の手や足も、口に入れて確かめ、自分の身体の存在を知っていきます。

 

退屈

1歳以降になってくると身体的にもかなり成長し、いろいろな遊びをすることができるようになります。しかし、遊びに集中できる時間もまだ短いため、飽きて暇になると、退屈しのぎで指しゃぶりをすることも多いです。

 

精神安定

お母さんのおっぱいを飲んで安心するのと同じように、指しゃぶりをして安心感を得ようとする姿も多くみられます。

保育園などに入園し、新しい環境で不安なとき、人見知りをしているときなどに見られることもよくあります。

また、眠いときも指しゃぶりをしながら、安心して眠れるように気持ちを落ち着かせようとします。

 

よく耳にしますが、決して愛情不足だから指しゃぶりをするのではありません!

子どもが安心して成長、自立していくうえで大事な過程なのです。

 

現在3歳の息子 指しゃぶり遍歴

新生児期

  • 生まれたその日から指しゃぶりをしていた。おそらくお腹の中からしていたのでは…。

0歳

  • とにかくいつでも指しゃぶり。特に眠い時は指しゃぶりをしてそのまま入眠。
  • ハイハイ、つかまり立ち、あんよも指しゃぶり片手に習得していく。

1歳

  • 保育園入園。
  • 不安な時、眠い時はもちろん、何をするにも指しゃぶり。
  • 「おててぺっ」というと口から出すようになる。

2歳

  • 指しゃぶりの癖は変わらず。眠い時、手暇なときに指しゃぶりをする。
  • 言葉が伝わるようになり、「歯が怪獣になっちゃうよ」などと言い聞かせをするも変化なし。
  • 手を繋ぐようにしても振りほどいて指しゃぶり。

3歳

  • 3歳の誕生日にバイバイする、と約束をするも変化なし。
  • 絆創膏を貼ってみるが、短時間で嫌になり、自分で剥がして指しゃぶりをする。
  • 指しゃぶり界隈では有名な、「ゆびたこ」絵本を読む。好きで何度も読むが、特に影響なし。
  • 自我がさらに強くなり、言い聞かせをしても指しゃぶりをするんだ、と主張する。

 

指しゃぶりの悪影響

  • 歯並びが悪くなる。(吸う力により前歯が出て出っ歯に。)
  • 嚙み合わせに影響が出る。(上下の歯が嚙み合わず、すき間ができる。)
  • 噛み合わせと舌の位置がずれて、発音に影響が出る。(舌足らずなしゃべり方になる。)
  • 不衛生になる。(手についた雑菌が口に入り、風邪や病気になりやすい。)

リアルに息子もちょっと舌足らずな発音だな…と思う瞬間があります。

また、指しゃぶりをしていると、常に口が開いているので、口呼吸になっていることもあり気になっていました。

 

何歳までにやめたほうがいいのか

3歳までは、特別禁止する必要はないと言われています。

しかし、4歳以降も頻繁な指しゃぶりが続くようであれば、歯科的な心配が高まります。3歳ころに乳歯がすべて生えそろうこと、なかなかすぐにはやめられないことを考えると、3歳ころから少しずつ卒業に向けて動き出すのがいいのかもしれませんね。


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指しゃぶりの対策

 

手先を使う遊び、体を動かす遊びをさせる

ブロック、パズルなどの手先を使う遊びをしたり、外でたくさん身体を動かして遊んだりすることで、指しゃぶりをしない時間を少しずつ増やしていけるといいでしょう。

 

指しゃぶりの代用になる安心グッズ

指しゃぶりの代わりになる安心グッズを見つけるのも一つの手段ではないでしょうか。

お気に入りのぬいぐるみやタオルを見つけるのもいいかもしれません。

 

絆創膏を貼る

指に絆創膏を貼ることで違和感をもちます。いつもの心地よさとは違う感覚で、指しゃぶりをしたいという気持ちが薄れる効果があります。しかし、うちの息子のように、貼った絆創膏を自分で剥がしてしまう子もいるので、誤飲等の事故には十分注意しましょう。

 

手を繋いで寝る

手を繋ぐとぬくもりを感じますよね。指しゃぶりをしなくても、手を繋いでいることで安心感を得られます。手を繋いで寝ることをルーティーン化するのもよいかもしれません。

 

歯科医への相談

定期健診がてら、専門の歯科医に相談するのもよい方法といえるでしょう。3~4歳ころになると、言葉もよく理解できるようになります。医師から直接、指しゃぶりをやめるように話をしてもらうのも◎。ママパパ以外の第三者からの指導は、子どもにとって効果的でもあります。

 

 

マニキュアを使ってみた

そうこう言え、なかなか指しゃぶりがやめられない我が家の息子…。

気が付けばもう3歳2か月。指しゃぶり対策のグッズを検索しマニキュアを発見。

頼りはもうこれだけか…ひとまず使ってみようと購入してみました。

卒業まではまだまだですが、レビューを参考までに。

 

使用1日目

警戒心を持っているようだったので、まずは私が塗って見せ、

「おしゃれのやつぬりぬりしたから、ちゅっちゅバイバイだよ。」と言い聞かせました。

 

いつもの癖で、即指を口に入れるも、苦みを感じたようで指を出す息子。初めは苦みの原因がわからず、「苦い→不安→指しゃぶり」というような感じで指を口に入れていました。

子どもにとっては衝撃のある苦みなようで、よだれだらだら…。

 

そこで、「ちゅっちゅしてるからお口が変なんだよ。おしゃれしたから、もうちゅっちゅバイバイね。」と最後にもう一度釘差し。

それから何回かは指しゃぶりをしてしまって、「美味しくない」と怒っていましたが、数回「バイバイ」と伝えると、自分でも意識してやらないようにしていました。

 

その日の夜は珍しく指しゃぶりをせずに入眠。

 

使用2日以降…

心なしか、指しゃぶりをする時間が減ってきたような…。

塗った直後は特に、我慢をしている様子がうかがえます。

 

使用開始からどのくらいで卒業できるのか…なかなか手強い指しゃぶり。

卒業報告ができる日がきたら、またその経過をレビューしたいと思います!

 

 

ちなみに、3年間指しゃぶりを続けているので、歯並びが心配だったのですが、3歳2か月のころの検診では、特に心配ないとのことでした。

 

まとめ

  • 指しゃぶりをするのには、大切な理由があった!
  • 3歳頃までは、無理にやめさせる必要はない。
  • 4歳以降も続く場合、歯並びや発音に悪影響がでる心配がある。

指しゃぶりをすることで安心感を得ているほど、メンタル面とも強いつながりがあります。

無理強いせず、その子にあった対策やグッズを活用して、卒業を目指しましょう!



 

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